身体を温めるといわれているしょうがですが、実は乾燥させるとその効果は数倍に!その理由とは?乾燥しょうがとはしょうがは乾燥させると、しょうがにある「ジンゲロール」が変化し、身体を温める働きが期待できる「ショウガオール」が増えるといわれています。ショウガオールは生のしょうがに比べて20倍になり、身体の芯から温まります。
乾燥しょうがは市販でも入手できますが、スライスして干すだけなので簡単!
冷え性改善冷え性を放っておくと、さまざまな不調や病気を引き起こす原因になるといわれています。
しょうがを乾燥させることで増える「ショウガオール」という成分は、身体の芯から温める働きがあります。乾燥しょうがを摂ると、ポカポカと温まった身体が長時間持続するともいわれています。
血液サラサラ効果や免疫力アップ乾燥しょうがに含まれるショウガオールは、ポリフェノールの一種。
ポリフェノールには「抗酸化作用」があり、活性酸素を取り除いて血液をサラサラにする効果が期待できます。
また、血流がよくなることで免疫細胞である白血球のパトロール効果も高まります。
感染症やがんの発生などを未然に防ぐ免疫力向上にもつながります。
しょうが自体に含まれる「ジンゲロール」にも免疫細胞を活性化させる働きがあるので、免疫力アップが期待できます。
ダイエットや美肌効果ショウガオールには体脂肪を燃焼させやすくする働きがあります。
乾燥しょうがを摂取すると血流がよくなり代謝が高まることから、ダイエットで痩せやすい身体をつくることにもつながります。
また、肌を老化させたり、シミやシワなどを作る原因のひとつに「活性酸素」がありますが、ショウガオールの抗酸化作用でこの活性酸素を除去することで、肌の老化を防いだりハリのある若々しい肌を保つ効果が期待できます。
乾燥しょうがの作り方乾燥しょうがは市販のもので購入が可能ですが、自分で作ることもできます。
1. しょうがを洗って皮ごとスライスしょうがをたわしなどでこすり洗いしてキレイにし、汚れている部分を包丁で削り落とす。皮ごと1mm厚さに切る。
2. ざるなどに並べて天日干しキッチンペーパーで水けをとり、ざるやトレイに並べて天日干し。
1日1回、上下を返すのがおすすめ。
5日ほどで乾燥は完了。
薄切りのまま保存するなら保存袋、保存瓶へ。
粉末にする場合はミルやフードプロセッサーなどを使用して粉末にし、保存瓶に入れて保存を。常温保存でも3ヶ月〜1年ほどは持ちます。
乾燥しょうがの使い方スープ、紅茶、チャイ、お茶、白湯などに入れたり、生姜焼きや肉味噌、煮込み料理、カレーなどのスパイスとして使っても。
まだまだ寒さが続きそうなので、乾燥しょうがで身体を温め、免疫力をアップさせましょう!
<参考文献>からだキレイ研究室GINGER FACTORY