2024/06/05

ORGANIC DICTIONARY

罪悪感なしで楽しめる、「ロースイーツ」の魅力とは?

栄養素を活かしたままいただけるロースイーツ。おしゃれなビジュアルとその美容効果の高さで改めて注目されています。
 

そもそも「ローフード」とは?
raw(生の)food(食べ物)のことをいいます。生で食べることで植物の酵素や栄養素を効率的に摂取できるといわれています。生でなくても、酵素の壊れない48度以下なら、さまざまな調理法でいただけます。
なぜ生がいいかというと、体内で行われる消化活動が関係しています。
人間が体内で作ることができる酵素は、「代謝酵素」と「消化酵素」の2種類。
それぞれが体内の消化や代謝を助ける働きをしてくれるのですが、体内で一日に作り出せる酵素の量は決まっています。
ローフードは消化酵素の役割を持ってくれるため、消化酵素を使う量を減らし、代わりに代謝酵素を増やすことができます。
その結果体の巡りがよくなり、本来持っている治癒力が高まっていきます。
 

では、「ロースイーツ」とは?
ローフードと同じく非加熱(48度以下)で作るスイーツ。生の野菜、果物、ナッツ、ドライフルーツなどで作ります。
加熱しないことから酵素やビタミン、ファイトケミカルなど栄養素をそのまま摂取できるのが特徴です。
さらに白砂糖、バター、小麦粉は使用せず、アガペシロップやココナッツオイルで代用するためインナービューティーにいいとされています。
 

ヴィーガンスイーツとの違いは?
ヴィーガンはローフードと違って火を通します。ロースイーツとヴィーガンを組み合わせることで、さらに美味しく、からだにやさしいスイーツが完成します。
 
ロースイーツはフルーツなどをふんだんに使えて、見た目を華やかでおしゃれに作れるため、「体にいいから」というだけではなく目で見て楽しめるのが魅力。
カロリーや糖質も少なめのため、ダイエット中の人にもおすすめです。特別の日に、日常に、ロースイーツを楽しんでみてください。

Text by Sonomi Takeo