最近見かけない日はない “サステナブル” という言葉について、“持続可能な”という意味は理解している方も多いはず。しかしそれがどう生活と結びつくのか、本当に理解している?サステナブル、つまり“Sustainable” は、“sustain”(持続する)と“able”(〜できる)からなる言葉。冒頭でお伝えしたように、「持続可能な」という意味があります。
前回の記事で「SDGs」を解説しましたが、まさにその「S」はサスティナブルでしたね。
今世界が目指している「サステナブルな社会」とは、地球の環境を大切にしながら、誰もが平和に豊かに生活をし続けていける社会のこと。
しかし今、地球温暖化は世界各地に気候変動をもたらし、集中豪雨や高温などといった異常気象を引き起こすなど、深刻な影響が出ています。昨年から続くオーストラリアの森林火災を、「温暖化が進む地球の未来を示している」と言う人もいます。
2019年の世界の平均気温は、観測史上2番目に高かったと発表されました。最も暑かったのは、エルニーニョ現象が発生した2016年です。2010年から2019年までの10年間の平均気温は、観測史上最も暑く、記録はどんどん更新されているのです。(世界気象機関より)
これは経済活動によるCO2の排出量の急増が大きな原因と考えられています。
このような現状を理解することは大切ですし、そしてそのために今日から何を実践できるのかを考えることも大切です。マッシュグループでも、ファッションや食の分野において様々な取り組みを行なっています。それは「from BIOPLE」というコーナーで紹介していく予定ですが、ここで皆さんにお伝えしたいのは、“サステナブル” という言葉だけがブームのように使われてしまうことがありますが、これはブランドを差別化するための手段や目的ではありません。それは基本姿勢であることをまずは理解し、今から私たちにできることを常に考える必要があります。
深刻化しているさまざまな問題を無視ししてしまうと、未来を生きる子供たちの生活も危機にさらされます。
今私たちが生活している環境をさらに安心安全な状態にし、未来へ継続していくことがサステナブルということです。