大人気エイジングケア連載の第三回は、肌老化のお悩みで多くあげられる「たるみ」。第二回「冬のエイジング対策は、血管ケア」はコチラから!「たるみ」の原因は様々で、ハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンの減少、加齢による重力によるものや骨が痩せることによる皮膚の下垂など、多くの要因があると言われています。
また、化粧品やスキンケアでは「たるみを改善する」という表記は薬機法上NGであるため、たるみはスキンケアでは解決できないもの、と思っている方も多いのではないでしょうか。
しかしながら、
毎日のスキンケアでたるみを予防していくことはできますよ!
“たるみケア”というと、ハリ弾力に特化した美容液やマッサージクリームを使うの?と思う方も多いかもしれませんが、意外と見逃されがちな
「洗顔(クレンジングも含む)」を正しく行うことでもたるみケアが叶います。
なぜなら、洗顔がきちんとできておらず、毛穴に汚れや黒ずみが蓄積されたまま放置していると、その重さがやがて重力により毛穴をたるませ、帯状毛穴となり、顔全体のたるみを引き起こします。
洗顔は毎日のことなので、間違った洗顔をしていると経年とともにたるみの原因となるのです!
たるみを予防するための正しい洗顔法週1回の酵素洗顔orクレイパックまず、週1回酵素洗顔やクレイパックを取り入れることをおススメです。
毛穴の汚れはたんぱく質でできているため、通常の洗顔では取り切れない可能性があります。酵素はたんぱく質を分解する作用があるため、物理的な力を加えることなく、しっかりと汚れをとることができます。
毛穴の汚れをしっかりとる、となると物理的に剥がして取り除くシートパックを使う方もいるかもしれませんが、それは肌に必要な角質やうるおいも同時にとってしまい、逆に肌の炎症を招いて肌トラブルの原因となる可能性があるため避けるのがベターです。
酵素洗顔以外では、クレイパックを週1~2回取り入れることもおススメ。
肌に負担をかけることなく、きめ細やかなクレイが毛穴の汚れや皮脂を吸着するのと同時にミネラルも補給することができます。
クレイパックは、ガスールやホワイトクレイ、レッドクレイ等、種類も豊富。
肌質やお悩みによりクレイの種類をチョイスすることもポイントなので、是非自分にあったクレイを見つけてみて。
きめ細かい泡洗顔洗顔料を泡立てるときは、きめ細かく泡立てることも大切。肌と手がつかないくらいに泡をクッションにして、摩擦レスに洗いましょう。
ぬるま湯洗顔そして、洗顔するときの温度は温かく感じないくらいの30~33℃のぬるま湯で。
冬は皮膚温度の差が大きく、敏感になりやすいため刺激のない温度で洗うことが大切。
熱めのお湯は加齢により薄くなった皮膚をたるませる原因にもなります。
そして最後は冷水で洗い、毛穴を引き締めましょう。(肌が敏感なときには冷水洗顔は避けて)
蒸しタオル後の洗顔また、時間があるときは、蒸しタオルで毛穴を開かせ、肌を柔らかくした後に洗顔するとより効果的です。
その際も最後は冷やしタオルで引き締めるとより効果的です。
洗顔後すぐのスキンケアそして、洗顔後は間髪入れずに保湿ケアを。
毛穴の中がクリアになっていれば、スキンケアの浸透も高まりますので、しっかり汚れが落ちているかのバロメーターになるはず。
毎日行う洗顔だからこそ、その積み重ねが大きな成果になります。
“洗顔でたるみケア”を意識して是非実践してみてくださいね。