2024/02/19

BEAUTY

クレオパトラも愛した「デッドシー」。その美容効果とは?

Photo by Shutterstock

セレブ達の間で話題の「デッドシー」。天然ミネラルたっぷりで、その昔はクレオパトラも愛した美容法だったとか。その効果・効能について、解説します。


デッドシーって何?
デッドシー(死海)とは、イスラエルとヨルダンにまたがる地球上最も低い海抜マイナス400mの湖のこと。流れ出ることのない湖水は天然のミネラルを多く含みます。
海水の塩分濃度は約3%というのに対して、死海の湖水は約30%。塩分が濃く、その分浮力も大きいので人が沈むことなく何もせずとも浮きます。
デッドシーの水はミネラルを豊富に含むため、美容のよいとされています。
この豊富なミネラルに魅せられ、クレオパトラも死海を訪れ化粧品の工場を作ったともいわれています。現在でもハリウッドセレブも美や癒しを求めて死海を訪れています。


デッドシーに含まれるミネラルとは?
デッドシーには、主要7種の天然ミネラルをはじめ、計64種類のミネラルが含まれています。一般の海水のほとんどは肌を刺激したり高血圧の原因となる塩化ナトリウム。デッドシーには塩化マグネシウムが豊富に含まれているので、肌の引き締め効果や肌の保湿性を高めてくれます。また、肌のバリア機能を回復させてくれるので、乾燥肌や敏感肌を守ってくれる働きをしてくれます。
現代人はミネラルが不足しがちなので、美容効果を高めるにはミネラルたっぷりのデッドシーが効果的です。


デッドシー美容の種類
デッドシーの美容といえば泥パック。そのほかバスソルトで楽しむ人も増えています。
今ではデッドシーウォーター、美容液、ボディミルク、ヘアケア用品などさまざまなプロダクトが販売されています。


肌にうるおいを与えてケアしてくれるデッドシー。天然ミネラルの力を借りて、乾燥によるカサカサ肌からおさらばしましょう!





<参考文献>
ミネラリア研究所

Text by Sonomi Takeo